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雪歩「もうそろそろで私達の誕生日だね」



1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 00:10:19.66 ID:6i64jQKt0
11月序盤のある日・事務所

雪歩「あと二ヶ月くらいかぁ…去年の誕生日は楽しかったね、ゆきぽ」

ゆきぽ「ぽえ♪」スリスリ

雪歩「それじゃお仕事頑張ってくるから、いい子でお留守番しててね」

ゆきぽ「ぽえっぽ~」

そう言って雪歩は事務所を出て行った


ゆきぽ「ぽぇ」トテトテトテ

雪歩がいなくなるとゆきぽはお気に入りのダンボールに向かい

ゆきぽ「ぽぇ~ぽっぽ~」ZZzzz

昼寝を始めた

○○○「!」

そこに忍び寄る邪悪な影


3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 00:15:08.94 ID:6i64jQKt0
こあみとこまみだった

二匹はゆきぽがよく眠っているのを確認してから

こあみ「とか~♪」カキカキ

こまみ「ち~♪」カキカキ

ゆきぽの顔にいたずら書きを始めた

ゆきぽ「ぽ~」ZZzzz

ゆきぽは一向に起きる気配がない

こあみ「とか♪とか♪」ゲラゲラ

こまみ「ちー♪ちー♪」ゲラゲラ

ゆきぽの顔は二匹のいたずらで悲惨なものになっていた

こあまみ「とかちー♪とかちー♪」トテトテトテ

満足したのか二匹はその場から笑顔で立ち去った

しかし


5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 00:20:08.94 ID:6i64jQKt0
ちっちゃん「めっ!めっ!」カンカン

こあみ「とか…」シュン

こまみ「ち…」シュン

ちっちゃんにばれて大目玉をくらう二匹

ちっちゃん「もー!」ホラホラ

こあまみ「とか…ち…」ショボーン

しぶしぶ謝りに行く

こあみ「とかとか」ユサユサ

ゆきぽ「ぽぇ?」パチクリ

こあみ「とかー」ゴメン

こまみ「ちー」ナサイ

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 00:25:18.46 ID:6i64jQKt0
ゆきぽ「ぽえ?ぽえ?」オドオド

急に謝られて戸惑うゆきぽ

ちっちゃん「めっ!めっ!」カガミ

ゆきぽ「!?」ビクッ

ちっちゃんの鏡に映った自分の顔を見たゆきぽは

ゆきぽ「ぽえっ!ぽえっ!ぽえっ!」ガンガンガン

こあみ「とか!?」ボコッ

こまみ「ち!?」ガツン

ちっちゃん「!?」

二匹を愛用のスコップで殴り始めた

ゆきぽならいじめても怖くないやと思ってた二匹は恐怖し

自分が仲介すれば、穏便にことが解決すると思っていたちっちゃんは驚愕した

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 00:30:04.27 ID:6i64jQKt0
ちっちゃん「めっ!めっ!めっ!」

ゆきぽ「ぽえっ!ぽえっ!ぽえーーーーっ!!」イカリ

こあまみ「」ガクブル

急いでゆきぽをとめるちっちゃん

ゆきぽ「ぷぃっ!!」トテトテトテ

ちっちゃん「もー」ヤレヤレ

ゆきぽは怒りを収めないままどこかへ行ってしまった

ちっちゃん「めっ?」

こあまみ「」ガクブル

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 00:35:10.57 ID:6i64jQKt0
それから数時間後

ゆきぽ「ぽえ」トテトテトテ

ゆきぽが戻ってきた

戻ってくるのを待っていた二匹は

こあみ「とかとかとかー」ゴメン

こまみ「ちーちー」ナサイ

ゆきぽ「ぽぇ!?」ビックリ

こあまみ「とかとかちー」ユルシテ

ゆきぽ「ぽぇぽぇ」コクコクコク

なぜかゆきぽは驚いていたが許してもらえたようだった

こあまみ「とかちー!」アリガト

ゆきぽ「ぽ、ぽえ」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 00:40:08.31 ID:6i64jQKt0
しばらくの後

雪歩「ただいま戻りましたぁ」

ゆきぽ「ぽえ!」トテトテ

雪歩「ゆきぽ、いい子にしてた?」

ゆきぽ「ぽえ~♪」

雪歩「そっかそっか。じゃあ帰りにゆきぽの好きなたくあん買って帰ろうね」

ゆきぽ「ぽえっぽ~♪」ワクワク

雪歩「お疲れ様でしたぁ。お先に失礼しますぅ」

ゆきぽ「ぽえ!」

そう言って一人と一匹は事務所を出て行った

いつもとそんなに変わりない一日


のはずだった

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 00:45:02.39 ID:6i64jQKt0
数日後・同じく事務所

雪歩「今日はお昼には帰ってこられるからね」

ゆきぽ「ぽえ~♪」

こうして雪歩は今日も仕事に励む

ゆきぽもこあみ&こまみにいじられなくなったので機嫌がいい

ゆきぽ「ぽえ」トテトテトテ

いつものようにゆきぽが昼寝に向かおうとすると

まこちー「まきょ!」デップリ

たかにゃ「ゆき」シジョ

今日はゆきぽの仲間がいた

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 00:50:07.26 ID:6i64jQKt0
まこちー「やー!やー!」ポムポム

たかにゃ『見物』シジョ

まこちーはボールを持っている

ゆきぽと遊びたいようだ

ゆきぽ「ぽえ!」トテトテ

まこちーとゆきぽでボール投げらしきものを始める

まこちー「やー!」ポイッ

ゆきぽ「ぽえっぽえ!」キャッチ

なんだかんだで二匹は仲がいい

瞬く間に時は過ぎ、昼ご飯の時間になった

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 00:55:07.74 ID:6i64jQKt0
たかにゃ『昼食』グゥゥゥ

まこちー「まきょ?」

ゆきぽ「ぽえ?」

たかにゃ『拉麺』トン トン トン

たかにゃが給湯室からカップラーメンを3つ取り出してきた

まこちー「へへっ!」グゥゥゥ

ゆきぽ「ぽえっぽー!」グゥゥゥ

二匹も喜んでいる

たかにゃ『お湯』シジョ

ゆきぽ「ぽえ!」ジャーー

ゆきぽが器用にお湯を注いでいく


15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 01:00:08.15 ID:6i64jQKt0
その後は楽しい昼食になるはずだったのだが

ゆきぽ「ぽえっ!?ぽえぽえ!!」イカリ

たかにゃ『否定』フルフル

まこちー「まきょ…まきょ…」オロオロ

雪歩「ただいま戻り…ってどうしたのゆきぽ?」

テーブルの上でゆきぽがたかにゃにキレていた

ゆきぽ「ぽえ!ぽえっぽぽー!」プンプン

たかにゃ『否定』『否定』フルフルフルフル

雪歩「えっと、たかにゃちゃんがゆきぽのラーメンを食べちゃったの?」

ゆきぽ「ぽえ!ぽえ!」コクンコクン

たかにゃ『否定』『否定』『否定』フルフルフルフルフルフル

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 01:01:23.46 ID:LI+7bwcF0
面妖な…

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 01:05:07.01 ID:6i64jQKt0
雪歩「だめだよたかにゃちゃん。人の分まで食べちゃ」

たかにゃ「しじょ…」トボトボ

ゆきぽ「ぽえっ!ぽえぽえ」プンプン

P「どうした?騒がしいな?」

雪歩「あ、プロデューサー。たかにゃちゃんがゆきぽのラーメン食べちゃったらしくて」

P「そうなのか…っておい!それ俺の買い置きだぞ!勝手に食うなよ…」ガックリ

ゆきぽ「ぽえぽえ!ぽえっ!」クィックィッ

雪歩「お昼ご飯なら心配しないで。帰りにたくあん買ってあげるから」

ゆきぽ「ぽえ?」キョトン

雪歩「どうしたの?ゆきぽの好きなたくあんだよ?」

ゆきぽ「ぽえ………ぽえっぽ~」

雪歩「えーっとそういうわけなので。お疲れ様でした、プロデューサー」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 01:10:14.59 ID:6i64jQKt0
P「俺の…ラーメン…全部食われた…」ドヨーーン

まこちー「まきょー!まきょー!」クイクイ

P「!?なんだお前もいたのか…」

まこちー「まきょまきょ!まきょ!まきょ!」ミブリテブリ

P「なに?ゆきぽが自分の分食った直後にたかにゃに食われたって騒ぎ出した!?」

まこちー「まきょ!」コクン

P「まさか貴音じゃあるまいし…ってゆうかゆきぽがあんなに怒るとこ始めてみたよ」

まこちー「まきょ~」フルフル

P「普段おとなしい奴ってキレると何するかわからないもんだな」

まこちー「まきょきょ!」

P「どうしたんだよいったい?たかにゃが食ってないなら誰が食ったんだよ?」


20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 01:15:05.02 ID:6i64jQKt0
ちっちゃん「めっめっ」クイクィ

P「なんだ今度はお前か…いったい何なんだ?」

ちっちゃん「めっ!めっ!もーー!めっ!」ミブリテブリ

P「ゆきぽがこあみ達に襲い掛かった!?よっぽどひどいいたずらされたんだろjk」

ちっちゃん「もー!もー!」クイクイ

P「どんなやつだって機嫌の悪い時くらいあるさ、その日偶然ゆきぽが不機嫌だっただけだろ」

ちっちゃん「もー!もー!もーー!」クイクイクイクイ

P「落ち着けよちっちゃん。簡単にキレだした……くらい……で……」

ちっちゃん「めっ?」ドシタ

P「まさか……さっきの反応……それにまこちー達の言ってることが事実なら……」

たかにゃ『事実』ササッ



23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 01:20:05.34 ID:6i64jQKt0
一方その頃・スーパーの食品売り場

雪歩「ゆきぽ、好きなの買っていいからね!」

ゆきぽ「ぽえ?」

雪歩「どうしたの?いつもみたいに持ってきていいよ?」

ゆきぽ「ぽえ…ぽー」トテトテトテ

そしてゆきぽが持ってきたのは

雪歩「きゅうりの浅漬け!?これがいいの?」

ゆきぽ「ぽえぽえ!!ぽっぽー!!」コクコクコクコク

雪歩「そうなんだ、たまには違うのが食べたいのかな?」

ゆきぽ「ぽえ!ぽえ!」グイッグイッ

雪歩「はいはい。早く帰って食べましょ

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 01:25:21.50 ID:6i64jQKt0
雪歩宅

雪歩「いただきます」

ゆきぽ「ぽえ」

雪歩「おいしいね、ゆきぽ」カリコリ

ゆきぽ「ぽぇ」カリ

きゅうりの浅漬けを食べながら雪歩が言う

ゆきぽ「ぽ…え…?」

しかし一口かじったゆきぽは怪訝そうな顔をすると

ゆきぽ「」トテトテトテ

席を立ってしまう

雪歩「あれ?どうしたのゆきぽ?食べないの?」

ゆきぽ「ぽえ」ブンブン

雪歩「うーん…思ってたのと違うのかなぁ?」カリコリ


26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 01:30:07.47 ID:6i64jQKt0
さらに数日後・事務所

ゆきぽ「ぽぇ~え♪」マンゾク

いつものようにゆきぽがお茶を飲んでいると

ちひゃー「くっ!」トテトテトテ

マイクを持ったちひゃーが現れた。どうやら遊んで欲しいらしい

ゆきぽ「ぽえ?」

ちひゃー「く♪く♪く♪くぅぅぅぅ♪」チヒャーウタウ

ゆきぽ「ぽえ!?ぽえ?」ビクビク

ちひゃー「くっ?」

いつもなら一緒に遊んでくれるのだが…

ちひゃー「くっくっくー!」スチャ

そこでちひゃーはラッパを取り出した

ちひゃー「くっ!」ホレ

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 01:35:07.10 ID:6i64jQKt0
ちひゃーはゆきぽのラッパにあわせて歌うのが好きだった

ゆきぽ「ぽえ?」ツンツン

ちひゃー「くっくー!」

なぜかゆきぽはラッパに触れようともしない

ゆきぽ「ぽえっぽー?」ビクビク

ちひゃー「くー」コクン

ゆきぽ「ぱぅー」トテトテ

ちひゃー「くっ?」

ゆきぽがどこかへ行ってしまった

ちひゃー「くぅ…」ガッカリ

ゆきぽもラッパの演奏が好きだと思っていたちひゃーにはショックだった

○○○「……」コッソリ

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 01:40:08.41 ID:6i64jQKt0
さらにその数日後の深夜・P宅

PPPPPPP!!

P「はいもしもし?雪歩か、どうしたんだこんな時間に?」

雪歩「た、大変ですぅ!プロデューサー!」

嫌な予感がした

P「落ち着け、何があった!?」

雪歩「ゆきぽが!ゆきぽがぁ!!」

予感ですめばよかったのだが

雪歩「いなくなっちゃったんですぅ!!」

P「やはり…か…」

的中してしまった


30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 01:45:05.89 ID:6i64jQKt0
雪歩「え?なんでプロデューサーが知ってるんですか!?」

驚く雪歩

P「いいか雪歩、落ち着いて質問に答えてくれ」

雪歩「は、はいぃ」

P「最近ゆきぽのやつ、いつもと違うことをしなかったか?」

雪歩「いつもと違うこと…ですか?」

少しの沈黙の後

雪歩「そういえば、最近楽器の演奏をしなくなりました」

雪歩「昔は私が歌ってるとあわせて演奏してくれたんですけど…」

P「他には?」

雪歩「あとはこの間たくあんを買わなかったことぐらいしか…」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 01:50:10.00 ID:6i64jQKt0
P「たくあんはゆきぽの大好物じゃないのか?」

雪歩「そうなんですけど…この間なぜかきゅうりの浅漬けを持ってきて…」

P「その浅漬け食ったのか?」

雪歩「いえ、一口かじっただけですけど…」

怖いぐらい予想が当たっている

P「いいか、雪歩。今から言うことは素人の勘だ」

雪歩「はい?」

P「偉い先生が言ったわけじゃないから落ち着いて聞いてくれ」

雪歩「は、はぃ」

P「俺の勝手な考えなんだが…」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 01:52:03.20 ID:kLj11Z7S0
俺「たぶん雪歩は俺の事が好きなんだろうと思う」

俺「結婚してくれ・・・・・」





雪歩(俺)「はぃ・・・・・」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 01:55:03.54 ID:6i64jQKt0
P「ゆきぽに認知症に似た症状が出ている」

少しの沈黙の後

雪歩「こんなときに冗談は嫌ですよ、プロデューサー」

P「雪歩は知らないだろうが、こあみ達やたかにゃに対する攻撃的な行動。趣味に意欲がわかなかったり、友達の顔や、食事を食ったことを忘れる症状」

雪歩「」

P「さらに食事を食われたという被害妄想。実は少し前から気になってゆきぽを観察してたんだ…」

雪歩「そう…いえば…最近よく怒ったり…食事を二回せがまれたり…私を見て急に怯えるようなことが…ありました…」

P「残念だよ、本当に…」

雪歩「でも、でも、今月の誕生日でようやく三歳になるのに認知症だなんて…」

P「それは今年で拾われて三年目になるってことだろ?それに若年性認知症だってあるしな…」

P「おまけにぷちどるの寿命なんて誰も知らない。本当に三年くらいの命なのかもしれない…」



35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 02:00:07.08 ID:6i64jQKt0
雪歩「そんな…」

P「とりあえずゆきぽを探そう。もしほんとに認知症なら自分の知ってるところに行こうとするはずだ」

雪歩「でもゆきぽが知ってるところなんて、私の家以外じゃ…」

二人とも同時に思いついた

P「事務所…だな」

雪歩「はい」

P「雪歩は普段電車通勤だったな?」

雪歩「もしかして駅にいるのかも!」

P「だな、電車は止まってる時間だし」

雪歩「それじゃ私先に行ってます」

P「駄目だ!夜も遅い、俺が行って確かめるから家で連絡待ってろ」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 02:05:17.50 ID:6i64jQKt0
その後すぐに支度して、駅へと急ぐ

終電の終わった駅のホームに一匹の動物の影が見えた

ゆきぽ「ぽぇぽ~」ブルブル

違法行為だとは分かっていたが、金網をよじ登ってホームに入り込む

叱りたいが認知症患者への説教が逆効果なのをPは知っている

P「おいおいどうしたゆきぽ?どこへ行きたいんだ?」

寒空の下数時間待っていたのだろう、ゆきぽの体は冷たくなっていた

ゆきぽ「ぽえ~ぽえぽえ~」アッチ

凍えた手を事務所の方向へ伸ばす

P「事務所か?だったら車で送るぞ?どうする?」

ゆきぽ「ぽえっぽ~」コクコク

こうしてゆきぽを事務所へと連れて行った



38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 02:10:04.30 ID:6i64jQKt0
同日深夜・事務所

ゆきぽ「ぽえぽえ~♪」ルンルン

ゆきぽはご機嫌でお茶を入れている

ゆきぽ「ぽえ」コトッ

そしていつものように俺の分も入れてきた

P「ありがとな、ゆきぽ」ナデナデ

ゆきぽ「ぽへぇ~」テレテレ

この状態を見ただけでは、ゆきぽがおかしくなったと信じるものはいない

ゆきぽ「ぽえ!」ブラシ

断るとおそらく怒り出すだろう

P「よしよし、じゃこっちに尻尾向けて座ってくれ」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 02:15:01.47 ID:6i64jQKt0
ゆきぽ「ぽえ~ぽ~♪」ニヘラ

ゆきぽのブラッシングは尻尾なので案外早く終わる

P「さ、これで終わりだ」

ゆきぽ「ぽっぽ~ぽえ~♪」フリフリ

尻尾を振って喜ぶゆきぽ

そして

ゆきぽ「ぽえ」トテトテトテ

ダンボール箱に歩いていって

ゆきぽ「ぽ…」ZZzzz

眠りだした

Pも雪歩に連絡を入れた後、監視もかねて事務所で眠りに着いた


41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 02:21:00.10 ID:6i64jQKt0
その日からゆきぽの様子は日に日に悪くなっていった

ちょっとしたことで事務所の人間、ぷちどるに因縁をつけて襲い掛かる

かとおもえば急に初対面のようにオドオドし始める

同じ服を何度も着替えたかと思えば

食事を何度も要求したりもする

12月のある日・事務所

P「なぁ雪歩、ゆきぽを事務所に置くのはもう限界だ」

今日ゆきぽはちひゃーの左胸をスコップで貫いた

ちひゃーじゃなければ即死だった

雪歩「そう…ですよね…」

すでに雪歩の両親は、家を穴だらけにするゆきぽの飼育を禁止にしていた

家にも事務所にも置けないうえに、危険すぎて誰かに拾ってもらうわけにもいかないとなると…


43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 02:25:20.80 ID:6i64jQKt0
雪歩「じゃあせめて誕生日まででも…」

P「………わかった」

雪歩「ありがとうございます」

そういうと雪歩は物置に隔離されたゆきぽのブラッシングに向かった

今日までは首輪ですんでいたが、ぷちどるを殺す可能性を考えると隔離しかなかった

その後も雪歩は毎日事務所に現れゆきぽの世話をしている

スコップを取り上げられてもゆきぽのちからは強かった

物置から出てくる雪歩の体には、毎日のように傷が増えていく

しかし雪歩はゆきぽの世話を一日も休むことはなかった

そして12月24日

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 02:30:18.31 ID:6i64jQKt0
雪歩とゆきぽの誕生会が終わった

ゆきぽも参加させようとしたが、無理だった

もはや飼い主の顔すら判断できているのかわからないくらいになってしまった

P「……約束だ、雪歩」

雪歩「わかって…ます…」

P「それじゃ明日またここで…」

12月25日

物置の扉を開ける

ゆきぽ「ぽえっ!ぽえっ!」ガシガシ

ゆきぽが首輪に繋がっているリールを噛み切ろうとしていた

雪歩「ゆきぽ……」



47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 02:35:14.03 ID:6i64jQKt0
襲い掛かろうとしてくるゆきぽを小動物用のケージに入れて車に乗り込む

行き先はあそこだ

ゆきぽ「ぽえっ!ぽっ!ぽーーーっ!!」ガタガタ

移動中も暴れ続けるゆきぽ

雪歩は無言で、暴れるケージを見つめていた

P「着いたぞ」

雪歩「はい」

ゆきぽ「ぽーーーっ!!ぽぴーーっ!!」ドタバタ

P「ケージを取ってくれ」

雪歩「プロデューサー!私が…持ちます!」

P「そうか」

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 02:37:35.24 ID:ulyq/vQy0
にわかですまんが教えてくれ

>今日ゆきぽはちひゃーの左胸をスコップで貫いた

>ちひゃーじゃなければ即死だった


なんで即死を免れたんだ?ちひゃーは右心臓なのか?

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 02:40:16.03 ID:i+6wDEPK0
>>48
72かしらの不思議な力が働いたんだろうな・・・・

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 02:40:19.31 ID:oZmiE9A/0
>>48 ヒント:鋼の胸板

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 02:40:20.19 ID:6i64jQKt0
雪歩「あの、最後に一口だけいいですか?」

雪歩の手にはたくあんとお茶があった

P「気をつけろよ」

そういわれてゆきぽをケージから出す

ゆきぽ「ぽえーっ!ぽえっ!?」ジタバタ

雪歩「ゆきぽ」

そういってゆきぽの好物を差し出す

しかし

ゆきぽ「ぽええっ!!」パシン

雪歩の手からかつての好物を払い落とし、雪歩に襲いかかろうとするゆきぽ

そのままゆきぽはPによってケージへと戻された


54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 02:46:06.92 ID:6i64jQKt0
そして建物の中に入る

P「すいません、予約していたPというものですが…」

職員「はいはい、狸が一匹でしたね」

P「はい」

職員「それじゃこの書類にサインして…私に着いて来て下さい」

職員の後について歩くPと雪歩

職員「ここに動物を入れてください」

ケージの中には既にたくさんの動物達が入っていた

そこにゆきぽを落とす

ゆきぽ「ぽえっ!?ぽえっ!?」キョロキョロ

周りは犬だらけだったが、今のゆきぽは怯えるそぶりもみせなかった

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 02:50:45.48 ID:6i64jQKt0
職員「それではお帰りはあち…」

雪歩「あの!最後まで一緒にいちゃ駄目ですか?」

P「おい雪歩!」

職員「あー…見える部屋はあるんですが…辛いですよ?」

雪歩「構いません」

P「…」

そして二人は小部屋の見えるある部屋へと通された

窓に駆け寄る雪歩

しばらくすると小部屋の檻が開いて動物達が入ってくる

ゆきぽがこちらに気づいたらしい

ゆきぽ「ぽえぇぇっ!!」ゲシゲシ

ここから出せと言わんばかりに扉をける



57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 02:55:36.71 ID:6i64jQKt0
しばらくするとブザーが鳴った

そして小部屋の中にガスが充満しだした

一匹、また一匹と倒れていく動物達

ゆきぽ「ぽ…え…!?」

扉をける音がしなくなった

中を見るとゆきぽが泡を吐いて死んでいた

P「雪歩?」

雪歩「」

雪歩は静かに泣きながらゆきぽの死骸を眺めていた

雪歩を連れて建物からでると

雪が降っていた

雪歩のように真っ白な雪が

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 03:02:12.52 ID:6i64jQKt0
これで終了です
お付き合いくださった皆様、感謝しております

普段の虐待SSと比べると人が少ないのはしょうがないのかな?

>>48これは前々回のちひゃーSSのときに「お前の書くちひゃーさんマジ頑丈」って言われたのをネタにしただけです

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 03:04:20.07 ID:WYPUhNji0
これ虐待じゃなくて実際起こりうることですし

婆ちゃんがボケた俺にとっては他人事じゃないですし

とにかく乙



61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 03:08:49.00 ID:aDp3acVEO
虐待スレとは違うなにかだと思う

ペットの認知症問題とか

とにかくおつ

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 03:11:25.39 ID:6i64jQKt0
>>59>>60>>61
こんな時間までありがとう
一応俺の家の近所に飼われてた大型犬がモデルなんだ
犬にもボケがあるっていわれて、それならと思って書いてみた

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 03:12:36.33 ID:WYPUhNji0
脳のある生き物ならなんだってボケるさ

大型犬だと制御が大変そうだな

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 03:16:08.74 ID:6i64jQKt0
>>63
最後は保健所が引き取りにきてた
飼い主のおっさん号泣してた

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 03:17:55.57 ID:WYPUhNji0
>>64
別の観点から見れば良SSだったと思う
本当に乙


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