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夏奈(24)「ゼクシィか…」



1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 00:16:24.12 ID:tJWklHZr0


夏奈「か、買ってみるかな…うん」

夏奈「近々、け、結婚するのだからな!参考資料は多い方がいいしな!」


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 00:18:06.51 ID:tJWklHZr0


夏奈「ただいま~」

春香「おかえりー、ご飯今作ってるからちょっと待っててねー」

夏奈「おー、今日はビーフシチューか、どれどれ味はいかほどか」

千秋「やめろ、お前の味見は量が多いんだよ」

夏奈「なにー!こちとらいっぱい働いておなかペコペコなんだぞー!」

千秋「春香姉様なんかお前の三倍は働いてきたよバカ野郎」

春香「はいはい、台所で騒がないの、あと夏奈はまず手を洗いなさい、あとカバン床に置いといたら邪魔よ」

千秋「まったく、24にもなって子供みたいに…そんなんじゃいつか嫁に行ったとき苦労するぞ」

夏奈「!」ビクリ

春香「そうねー、いつか結婚しても藤岡くんにあんまり迷惑かけちゃダメよー」

夏奈「!!」ビクリ



11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 00:19:48.76 ID:tJWklHZr0


春香「そういえば夏奈、まだ結婚の兆しはないの?…まあ、まだ24だし、もうちょっと先の話になるかしら?」

夏奈「う…えと…」

千秋「?」

夏奈「あ、あーそうだ、先にスーツ脱がなくっちゃー!シワになったら大変だー!」ダダッ

春香「あ、夏奈、カバン持ってきなさいってばー!」

春香「まったく…あら?カバンの他に本屋の袋が…」ガサッ

千秋「どうせ漫画かなにかですよ」

春香「あら、これ…」

夏奈「わーーーー見るな見るなーーーー!!」ドタドタドタ

春香「………ゼクシィ?」

千秋「…夏奈、お前もしかして…」

夏奈「うああああ~~~///」



16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 00:22:00.79 ID:tJWklHZr0


~夕飯中~


夏奈「はい…昨日、プロポーズされました…」

春香「あらあら、あらあらあら」

千秋「なんと…」

春香「どこでどんな風に言われたの?あ、指輪は?」

夏奈「言わないよぉそんなの…聞いてどうすんだよぉ…」

春香「気になっちゃって、ウフフ」

千秋「…楽しそうですね、春香姉様」

春香「だって妹が結婚するんですもの、そりゃ嬉しいし楽しいわよ、千秋は嬉しくないの?」

千秋「まあ…おめでたいとは思いますけど」

春香「うふふ」



18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 00:23:33.26 ID:tJWklHZr0


千秋「それにしたってお前、昨日の今日でゼクシィ買ってくるとは…気が早いな」

春香「それほど夏奈も嬉しかったのよねー?」

夏奈「べべ、別にそういうわけじゃ!ただ目の前にあったからなんとなーく買っただけでだなぁ!」

春香「うふふ」

千秋「ふーん、花嫁ヘア特集か、色んな髪型があるもんだな」ペラ

夏奈「あーっ私より先に読むんじゃないよ!」

春香「あ、私も読みたいなあ」

千秋「一緒に見ましょう、春香姉様」

夏奈「わーたーしーのーだーぞぉー!おーい!」



24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 00:25:28.47 ID:tJWklHZr0


千秋「そういえば藤岡の奴、結婚の挨拶には来るのか?」

夏奈「え?あ、一応みんなの予定が合うなら早いけど週末にでもって藤岡が…」

春香「私は全然大丈夫よ」

千秋「私も特に予定はないです」

春香「あら、決定ね!じゃ、ご馳走つくらないとね!」

夏奈「私は肉を所望するっ」

春香「はいはい、藤岡くんにも何食べたいか聞いといてね」

夏奈「あ、あんまり作りすぎるなよー、アイツ無理して全部食べちゃうからな」

春香「はいはい」



28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 00:28:13.12 ID:tJWklHZr0


千秋「………」

夏奈「ん?なんだい千秋、そんなに見つめて?そんなに私が愛しいのかい?ういやつめ」

千秋「付き合って十年、とうとう結婚かとしみじみ感じていただけだよ」

春香「そうねぇ、もうそんなに経つのねぇ」

千秋「ラブレターを果たし状と勘違いするようなバカヤローを嫁に貰ってくれる藤岡には感謝しないとな」

夏奈「そ、そんな昔の話するんじゃないよ!そもそもあれは千秋のせいじゃないかぁ!」

千秋「あんな話を本気にするお前がバカなんだよ」

夏奈「にゃにおー!?」

春香「はいはい、ケンカしないの」



32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 00:30:54.71 ID:tJWklHZr0


~週末~


春香「夏奈、サラダ盛りつけといて」

夏奈「任せといてよ!前衛的かつアーティスティックにしてやる!」

千秋「普通でいいからさっさとやってくれ、藤岡が来ちゃうだろ」

夏奈「まずトマトを斜めに配置して…」

千秋「人の話聞けよバカヤロー!」

ピンポーン

千秋「ほら、来ちゃったじゃないか」

夏奈「なにー!まだサラダが…」

千秋「もう私がやるから、お前は玄関行ってこいよ」

夏奈「む、じゃあ前衛的に頼むぞ、クルトンはここに…」

千秋「早く行けってんだよバカヤロー!」

夏奈「今行くぞ~!」ドタドタ



35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 00:32:35.27 ID:tJWklHZr0


ガチャ

藤岡「やあ」

夏奈「よー、まあ上がってくれ」

藤岡「じゃ、おじゃまします。…なんだか夏奈の家久しぶりだなぁ」

夏奈「あれー?そうだっけ?」

藤岡「最後に来たのは四ヶ月くらい前かな」

夏奈「私は毎週藤岡と会ってるからなんだかそんな気しないよ」

藤岡「はは、そうだね」



37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 00:34:13.27 ID:tJWklHZr0


春香「藤岡くんいらっしゃい、ごめんね、料理もうちょっとで出来るから」

藤岡「あ、春香さんこんにちは、俺なにかお手伝いしましょうか?」

春香「大丈夫よ、居間で待っててね」

千秋「久しぶりだな藤岡」

藤岡「あ、千秋ちゃん久しぶり、元気だった?」

千秋「まあな」

夏奈「あーっ千秋、クルトンはここにって言ったじゃないかぁ!」

千秋「うるさいんだよお前はー!向こうで藤岡と一緒に待ってろ!」ゲシッ

夏奈「ああん」



40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 00:35:46.96 ID:tJWklHZr0


ー居間ー


藤岡「相変わらずだね、千秋ちゃんは」

夏奈「そうだねぇ、私に対するアレも今や心地いいレベルだよ」

藤岡「あれ?この雑誌…」

夏奈「え?わああっ見るな見るなぁ!」

藤岡「夏奈、ゼクシィなんて買ったの?」

夏奈「ううううるさいなぁ!悪いかっ!」

藤岡「ううん、へへ、なんか嬉しいなぁと思って」

夏奈「な、何が…?」

藤岡「俺、夏奈と結婚するんだって思ったらすごいソワソワっていうか…フワフワしちゃってさ」

藤岡「夏奈もこういうの買っちゃうってことはきっと俺と同じ気持ちなんだろうなぁって思って」

夏奈「う…ま、まあね……」



43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 00:36:49.84 ID:tJWklHZr0


藤岡「あー、俺、今すごい幸せだなぁ」

夏奈「まだ結婚前でしょーが、気が早いよ」

藤岡「でも幸せなんだよ」

夏奈「……わ、私も、だけど…」

藤岡「…夏奈、」

春香「夏奈ー!ちょっとー!」

夏奈「ひゃいっ!?」ビクゥ

春香「ちょっと料理運ぶの手伝ってー!」

夏奈「あ…アイアイサーっ!」ダッ

藤岡(あ、危ない…流れでキスするところだった…)



49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 00:39:13.30 ID:tJWklHZr0


春香「藤岡くん、一杯目はビール?」

藤岡「あ、はい」

春香「夏奈も千秋もビール飲まないから、一緒に飲めて嬉しいわー」

夏奈「でも春香はすぐ酔っ払うし潰れるだろー」

千秋「春香姉様、飲み過ぎには気をつけてくださいね」

春香「もー、心配ないわよ」

夏奈「んじゃっ、早速いただきますかー!かんぱーい!」

「「「かんぱーい!!」」」

春香「んぐ…ぷはぁー!おいしー!」

千秋「ふぅ…相変わらず梅酒はおいしいな…」



52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 00:40:41.87 ID:tJWklHZr0


夏奈「藤岡、藤岡」ヒソヒソ

藤岡「ん?なに?」

夏奈「春香の奴、あのペースじゃすぐに酔っ払うから、その、は、早めに…言った方がいいんじゃないかと…」

藤岡「ああ…それもそうだね」

藤岡「ゴホン…えーっと、春香さん、千秋ちゃん」

春香「はい」

千秋「ん」

藤岡「もうご存知かとは思いますが…この度、俺と夏奈は結婚します」

藤岡「春香さんの大切な妹、千秋ちゃんの大切な姉、そして俺にとっても本当に大切な人です。絶対に、何があっても幸せにします」

藤岡「そして、これからは家族として、よろしくお願いします」



55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 00:41:44.85 ID:tJWklHZr0


夏奈「………///」カアァァ

千秋「まあ、元々藤岡は家族みたいなもんだったけどな」

春香「そうね、元々夏奈の彼氏っていうか旦那さんみたいなものだったし」

夏奈「なっ…お、お前らぁぁ!///」

藤岡「あはは、光栄だなぁ」

夏奈「お前も笑ってんじゃなーい!///」

春香「さ、まだまだお酒あるからねー、じゃんじゃん飲んでね藤岡くん」

藤岡「はい、ありがとうございます」



59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 00:44:25.73 ID:tJWklHZr0


~深夜0時~


千秋「すまんな藤岡、後片付けを手伝わせてしまって」

藤岡「はは、いいよ全然」

千秋「春香姉様どころか夏奈まで潰れてしまうとは…」

藤岡「珍しくワインとか飲んでたからね」

千秋「普段甘いのしか飲まないくせに、ハメを外しやがってバカ野郎め」

藤岡「あ、千秋ちゃん、いいよそれも俺が洗っとくよ」

千秋「え、しかし…」

藤岡「遠慮しなくていいって」

千秋「…そうだな、家族だしな」

藤岡「うん」



63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 00:46:34.49 ID:tJWklHZr0


千秋「そうだ、この前教授がお前の話をしてたぞ」

藤岡「え?ああ、そういえば千秋ちゃん俺と同じゼミなんだっけ」

千秋「お前は教授のお気に入りだったみたいだな、おかげで知り合いの私も贔屓してくれてるよ」

藤岡「はは、教授サッカー大好きだからね、話が合ったんだ」

千秋「………なあ藤岡」

藤岡「ん?」

千秋「夏奈のこと、頼むぞ。アイツのバカさ加減は底知れない、任せられるのは藤岡しかいないからな」

藤岡「まるで保護者みたいだな、俺」

千秋「そうだな、保護者兼旦那様だ」

藤岡「ははは、大変だなー」



65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 00:48:03.86 ID:tJWklHZr0


春香「ふじおかくん…」

藤岡「わっ春香さん!」

千秋「は、春香姉様?寝ていたのでは…」

春香「んー……なんか肌寒くて起きちゃった…ごめんねえ、色々やらせちゃってぇ……」

藤岡「全然大丈夫ですから、寝てていいですよ」

千秋「ああ、せっかく起きたならぜひベッドで寝てください!」

春香「んぅ~……ごめんね~…」ヨタヨタ



66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 00:49:33.85 ID:tJWklHZr0


藤岡「…夏奈もベッドに寝かせた方がいいかな、風邪引きそうだ」

千秋「放置でもいいと思うぞアイツは」

藤岡「相変わらず手厳しいなあ千秋ちゃんは」

千秋「まあ、ベッドに運ぶなら藤岡がやってくれよ」

藤岡「しょうがないなぁ、おーい夏奈、夏奈ー」

夏奈「んぅ…?んー……」

藤岡「ちゃんとベッドで寝なきゃ風邪引くぞ?」

夏奈「ん~……んん~……」

藤岡「ほら、肩貸すから」

夏奈「んーーー…」



70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 00:51:22.08 ID:tJWklHZr0


ガチャ

藤岡「ほら、横になって」ギシ…

夏奈「んぅー……」ギュッ

藤岡「わ、夏奈、ちょっと…抱きついちゃ…」

夏奈「すー…すー…」

藤岡「…これじゃ俺、抱き枕だよ…」

夏奈「むにゃ…へへ…」

藤岡「(…かわいい)」



73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 00:54:02.65 ID:tJWklHZr0


千秋「おい、ドア開けっ放しで何やってんだ」

藤岡「うわあぁ!こ、これは…その、夏奈が…」

千秋「まあ別に私は構わないが…どうする?このまま泊まっていくか?もう遅いし…」

藤岡「うん…離してくれそうにないしね、はは…」

千秋 「そうか、じゃ、おやすみ」

藤岡「うん、おやすみ千秋ちゃん」

千秋「…何もするなとは言わないでおくよ」

藤岡「何もしないよ!」

パタン

藤岡「………キスくらいなら、いいかな」チュ

藤岡「はは、酒の匂いがする……おやすみ、夏奈…」

藤岡「はぁ……幸せだなぁ…」



84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 00:58:19.78 ID:tJWklHZr0


~そして10ヶ月後…~

ー結婚式場・控室ー


内田「夏奈ちゃーん!おめでとー!すっごいキレーイ!!素敵ー!」

夏奈「ふふん、そうだろうそうだろう」

吉野「二人とも、おめでとうございます、それと今日はお招きありがとうございます」

藤岡「ああ、こちらこそありがとう」

内田「思えば…本当に長かったねぇ…藤岡くんが空回りし続けていた中学生時代が懐かしいよ」

吉野「しみじみしちゃうねー」

藤岡「ああ…そんな時もあったなぁ…」

夏奈「私の周りの奴らは私らの結婚に対してみんな同じ反応をするなぁ」



86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 01:00:44.16 ID:tJWklHZr0


マキ「カーナちゃんっ」

アツコ「おめでとう、ドレスすごく似合ってるよ」

ヒトミ「マゴにもイショー、ってやつかな」

マキ「藤岡くんも似合ってるよ~タキシード!」

藤岡「はは、ありがとうございます」

夏奈「やーやー三人とも!今日ははるばる来てくれてありがとう!」

マキ「いやーこっちこそ招待ありがとー!最近忙しくって結婚式ぐらいしかお洒落する機会ないからさー」

夏奈「マキちゃんもすっかりキャリアウーマンだねー」

マキ「まぁね~、あっでもまだ結婚は諦めてないからね~」

夏奈「おっじゃあ次はマキちゃんの結婚式かなー」

マキ「いや~私より先にアツコな予感だね、今の彼氏といい感じなんだもんねーアツコ」

アツコ「ちょ、ちょっとマキってば…それに、それを言うなら…」

ヒトミ「なっ、ちょちょ、こっち見ないでくださいよぉ!自分とアイツは全然まだまだ…っ」



92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 01:02:24.00 ID:tJWklHZr0


マコト「夏奈!藤岡!おめでとう!」

夏奈「よーマコト、お前は相変わらずやかましいね」

冬馬「ま、今日はめでたい席なんだから許してやってくれよ」

夏奈「やー冬馬!お前は見た目がだいぶ変わったねー」

冬馬「そうか?髪伸びたからかな?」

藤岡「やぁ冬馬、久しぶり」

冬馬「よう藤岡、おめでとう」

藤岡「冬馬もすっかり女らしくなったなぁ、言葉使いは相変わらずだけど」

冬馬「ハハ、さすがにもう男には見られないよ」



95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 01:03:39.88 ID:tJWklHZr0


藤岡「でもまだサッカー続けてるんだろ?」

冬馬「ああ、大学に女子サッカー部があってさ!あ、もしお前らの子供が生まれたらサッカーの相手してやるよ!」

藤岡「ははは、その時はお願いしようかな」

マコト「なー夏奈、今日はどんな料理出るんだ?」

夏奈「んー?そりゃあれだ、海老とか肉とか」

マコト「おおおお!い、伊勢海老ってやつか!?」

夏奈「ふっふっふ、ホテルの食事だからね、存分に期待するといいよ」

マコト「おおお…ちょ、朝食抜いてくればよかったかな…」

冬馬「お前…おかわりとか言い出すなよ」

マコト「えっ」

冬馬「…釘さしといてよかった」



98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 01:06:30.49 ID:tJWklHZr0


ケイコ「夏奈」

夏奈「わー、ケイコぉー!久しぶりだなー!会いたかったぞー!」

ミユキ「私もいるよー」

夏奈「小さくて見えなかったよ」

ミユキ「ひどいよぉー!」

夏奈「冗談だよ冗談、来てくれてありがとねー」

ケイコ「おめでとう、夏奈…本当に綺麗よ」

夏奈「お、おいおい、何で泣いてんのさ…」

ケイコ「だって、本当に綺麗で…ああやっとこの日が来たんだなって…」

夏奈「お…大げさな奴だな…私までちょっと…な、泣いてきちゃったじゃないか…」



100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 01:08:54.86 ID:tJWklHZr0


ケイコ「ふふ、夏奈は泣いちゃダメよ、式の前なのにメイクが落ちたら大変よ」

夏奈「何だよぉ…泣かせた張本人のくせに…」

ケイコ「藤岡くん、夏奈をお願いね」

藤岡「ああ」

ケイコ「思えば早十年…夏奈ってば藤岡くんを振り回してばかりで、もう藤岡くんが哀れで哀れで…」

藤岡「はは…その節は色々と迷惑と心配をかけてしまったみたいで…」

夏奈「もー!またその話か!その話はさっき内田がしたよもー!」

ケイコ「だってぇ…あ、そういえば結局リコには連絡取れなかったの?」

夏奈「うーん、どうやら海外行ってるらしくて…なにやらイタリア人の想い人を追いかけてったらしいよ」

ミユキ「すごい…情熱的だねー」



106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 01:11:53.04 ID:tJWklHZr0


アキラ「こんにちは」

夏奈「おお、アキラ!久しぶり!」

藤岡「ほんと久しぶりだなぁ、元気だったか?」

アキラ「ええ、この度はおめでとうございます」

藤岡「ありがとう…君にも色々と迷惑をかけたな」

アキラ「え、ええまあ…あの時はまさか結婚までいくとは思ってもみませんでしたけど、ほんと良かったです、幸せそうで」

藤岡「ああ、ほんとに幸せだよ」

アキラ「それと…なんか兄達まで招待していただいて…どうもありがとうございます」

藤岡「ああ、夏奈が招待したいって言ってたから…まあ、俺も交流のあった人達はなるべく招待したかったし」



108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 01:13:23.57 ID:tJWklHZr0


ハルオ「この度はどうもおめでとうございます」

ナツキ「招待してもらって嬉しいっス」

春香「いえいえ、そういうことはぜひ本人達に言ってあげてください」

ハルオ「それがさっきから新郎新婦の周りが賑やかすぎて」

ナツキ「入り込む隙がないっス」

春香「まあ…それもそうだわ」

千秋「春香姉様、そろそろ時間が…」

春香「あら、そうね…それじゃあ皆さん、そろそろお時間ですので式場の方へお願いします」



120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 01:21:39.80 ID:tJWklHZr0


春香「夏奈、大丈夫?緊張してない?」

夏奈「あ、ああ、私は平気だよ!」

千秋「…藤岡、お前がなんとかサポートしてくれよ」

藤岡「うん、大丈夫だよ」

夏奈「こらぁ!人がヘマをする前提で話を進めるな!」

タケル「はは、転ばないように気をつけろよー」

夏奈「そんなドジ踏まないよっ」

春香「じゃあ私達も行くから…しっかりね!二人とも!」

藤岡「はい」

夏奈「まっかせといてよ!」

パタン…



124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 01:23:03.87 ID:tJWklHZr0


夏奈「…とは言ったものの…さすがに緊張するよ」

藤岡「…実は俺も緊張してるよ」

夏奈「ううう~…どうしよう、藤岡ぁ~…」

藤岡「あ、また『藤岡』って言った」

夏奈「え?あーしまった……もう癖なんだもん、この呼び方…」

藤岡「でもこれからは夏奈も『藤岡』になるんだよ?」

夏奈「そ、そうだよな…」



125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 01:24:13.09 ID:tJWklHZr0


コンコン

スタッフ「失礼します、お二人ともそろそろご準備お願いします」

藤岡「はい」

夏奈「あ、はーい」

藤岡「それじゃ行こうか、夏奈」

夏奈「うん、そうだね」

夏奈「…なぁ」

藤岡「ん?」

夏奈「これから…よろしく頼むよ、」



夏奈「    !」




おわり



132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 01:26:28.16 ID:tJWklHZr0


淡々としたSSですまない。
あと途中で悲しい事件が起こることを期待した人もすまんな。
藤岡を幸せにしてやりたい一心で書いたんだ。

あと保坂とかその辺の人間関係は想像にお任せします。



141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 01:31:18.16 ID:tJWklHZr0


一応後日談書いとくな



142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 01:31:57.18 ID:tJWklHZr0


ガチャッ ドタドタドタ

夏奈「おーい!昨日のドラマ録画してないか!?」

千秋「先生と三十宮くんか?録画してるよ」

夏奈「やりーぃ!ちょっと見してよ、ウチ録画し損ねちゃってさ」

千秋「別に構わんが」

夏奈「じゃあちょっとダンナも呼んでくるよー、いやー実家が隣だと便利だねぇ」

春香「あ、ついでにウチでご飯食べてく?」

夏奈「うん、そうするよー」ドタドタ



143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 01:32:41.72 ID:tJWklHZr0


千秋「結婚しても相変わらず落ち着きのない…」

春香「にしてもよかったのかしら…新婚なのにウチのすぐ隣の部屋に住むなんて。彼けっこう収入いいからもっといいとこ住めるのに…」

千秋「いいんじゃないですか、本人たちは満足しているし」

春香「まあ二人とも通勤はしやすいって言ってたけど…」

千秋「それに……いえ、何でもないです」

春香「?……ああ、そうね、私達も寂しくないわね、ふふっ」

千秋「な、ち、ちが…っ!た、たしかに退屈はしなさそうですけど!」

ガチャ

夏奈「おーい連れてきたぞー」

春香「はーい、おかえりなさーい」



おわり



146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/20(水) 01:33:30.97 ID:tJWklHZr0


最後まで見てくれた人、ありがとう。
ふじかなSSが増えますよーに。




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